TOP  NSJショートライブ  速報・市況  ☆[概況/大引け] マザーズ指数が朝方1,000ポイント割れとなったが、切り返したため、日経平均も5日ぶりに反発。富士フイルムが買われ、建設が上昇。海運は反落
速報・市況2021年8月18日

☆[概況/大引け] マザーズ指数が朝方1,000ポイント割れとなったが、切り返したため、日経平均も5日ぶりに反発。富士フイルムが買われ、建設が上昇。海運は反落

大引けの日経平均は161円高の2万7,585円、TOPIXは8ポイント高の1,923ポイント。東証1部の値上がり銘柄数は1,438、値下がり銘柄数は659。出来高は9億4,654万株、売買代金は2兆1,808億円。
東証マザーズ指数が9時半前に993ポイント(前日比16ポイント安)と昨年8月3日以来の1,000ポイント割れとなったが、その後、5日ぶりの反発に転じた。
東証マザーズ指数の底打ち期待から、日経平均も切り返し、5日ぶりの反発となった。
政府が新型コロナワクチンの国内生産体制を整備するため、新興ワクチンメーカーのVLPセラピューティクスに補助金を支給すると発表した。これを受け、VLPセラピューティクスと製造受託契約を結んでいる富士フイルムは買われた。
レーザーテックとベイカンレント・コンサルティングが反発。
災害復旧や景気対策期待で、ショーボンドや大成建設(1801)、熊谷組など建設株が上昇した。
半面、海運株は反落した。
楽天の調整が続き、「ドン・キホーテ」運営のパン・パシフィックHDは今期予想がアナリスト予想を下回ったことで売られた。
オープンハウスは過重労働問題への警戒感から下落した。
業種別上昇率上位は水産農林、ノンバンク、繊維、空運、建設で、下落率上位は海運、鉄鋼、不動産、倉庫運輸、機械。(W)

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