TOP  NSJショートライブ  速報・市況  ☆[概況/大引け] 伸び悩み。鉄鋼と海運は好調継続。任天堂は今期減益予想で売られ、三菱商事はアナリスト予想に届かず下落
速報・市況2021年5月7日

☆[概況/大引け] 伸び悩み。鉄鋼と海運は好調継続。任天堂は今期減益予想で売られ、三菱商事はアナリスト予想に届かず下落

大引けの日経平均は26円高の2万9,357円、TOPIXは5ポイント高の1,933ポイント。東証1部の値上がり銘柄数は1,611、値下がり銘柄数は505。出来高は11億7,404万株、売買代金は2兆5,446億円。
日経平均は一時118円高の2万9,449円となったが、週末で米国雇用統計の発表も控えているため、買いが続かず伸び悩んだ。
こうした中、景気敏感株の日本製鉄(5401)と東京製鉄は値を飛ばし、コンテナ船運賃高騰を受けて、海運株の人気も継続した。
そのほか、東京海上など保険株も高い。
一方、任天堂は今期減益予想で売られた。
三菱商事は今期予想がアナリスト予想に届かなかったことで下落。
レノバは業績予想を上方修正したが材料出尽くし感から調整した。
なお、ヒロセ電機は株主還元策の強化を発表したが、保有するネットキャッシュに対して不十分という指摘があり、急落した。
業種別上昇率上位は鉄鋼、海運、保険、鉱業、非鉄で、下落率上位はその他製品、精密、証券、陸運、サービス。(W)

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