TOP  NSJショートライブ  速報・市況  ☆[概況/大引け] 反発したが米感謝祭を控え、上値は限定的。塩野義や電鉄が買われ、ANAはCB発行で下落
速報・市況2021年11月25日

☆[概況/大引け] 反発したが米感謝祭を控え、上値は限定的。塩野義や電鉄が買われ、ANAはCB発行で下落

大引けの日経平均は196円高の2万9,499円、TOPIXは6ポイント高の2,025ポイント。東証1部の値上がり銘柄数は1,013、値下がり銘柄数は1,073。出来高は9億5,984万株、売買代金は2兆1,145億円。
米国長期金利の上昇一服を受けて、日経平均は反発したが、米国の感謝祭の祝日を控え、上げ幅は限定的だった。
ソニーグループは自動運転向け小型センサーの商品化で買われ、塩野義製薬はベトナム政府と感染症対策基本合意で高い。
そのほか、三井物産やファナックが上昇。
国の「GoToトラベル」の再開に合わせて、東京都は都内を旅行する都民を対象に、1泊5,000円、日帰り1回2,500円の補助を行う方針を固めたと報じられ、京王電鉄やJR東日本、東急や小田急電鉄などの電鉄株が買われた。
東洋電機製造(6505)は慶大発ベンチャーの音力発電などと波力揚水発電を実用化すると報じられストップ高となった。循環型波力揚水発電は波の力を直接使わず、揚水後に利用する。発電システムを搭載した船舶を低位置に係留するため、土木工事が不要で高波にも強いという。
一方、ANAは新株予約権付き社債の発行による潜在株数増加が嫌気され、アルコニックスは公募増資で急落した。
ニトリは11月既存店売上高が6.7%減で売られた。
業種別上昇率上位は証券、鉱業、陸運、電力ガス、ノンバンクで、下落率上位は空運、紙パルプ、食品、ゴム、サービス。(W)

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