TOP  NSJショートライブ  速報・市況  ☆[概況/大引け] 取引早々に付けた高値圏で保ち合い。日本郵政や海運、パナソニック、NTTが高く、キヤノンは下落
速報・市況2021年10月26日

☆[概況/大引け] 取引早々に付けた高値圏で保ち合い。日本郵政や海運、パナソニック、NTTが高く、キヤノンは下落

大引けの日経平均は505円高の2万9,106円、TOPIXは22ポイント高の2,018ポイント。東証1部の値上がり銘柄数は1,685、値下がり銘柄数は398。出来高は11億4,196万株、売買代金は2兆5,741億円。
NYダウとS&P500の最高値更新を受けて、日経平均は取引開始早々に2万9,000円を回復したが、日本も決算発表が本格化するため、高値圏保ち合いとなった。
日本郵政は株式売出価格が決定し、イベント通過から買われた。
川崎汽船は業績観測報道で買われ、日本郵船と商船三井にも連想買いが入った。
パナソニックはテスラ向けに開発を進めていた新型車載用円筒型電池「4680」の実用化にめどがついたことで高い。
NTTはNTTドコモなど傘下の3社の統合によるコスト削減効果で上昇した。
オリックスは会計ソフトの弥生を売却するとの観測報道で注目された。
ペプチドリーム(4587)は富士フイルム富山化学の放射性医薬品事業取得に係る資金は金融機関からの借り入れで調達すると発表したため、増資懸念がなくなり、急騰した。
一方、キヤノンMJとキヤノン電子は7~9月期が営業減益だったことで売られ、キヤノンも下落した。
業種別上昇率上位は海運、鉄鋼、ノンバンク、情報通信、非鉄で、下落は銀行、空運。(W)

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