TOP  NSJショートライブ  速報・市況  ☆[概況/大引け] 土日は自民党による電波ジャックへの期待で、日経平均は高値引け。香港株反発も好感。東エレク12連騰。レノバの上昇も継続
速報・市況2021年9月10日

☆[概況/大引け] 土日は自民党による電波ジャックへの期待で、日経平均は高値引け。香港株反発も好感。東エレク12連騰。レノバの上昇も継続

大引けの日経平均は373円高の3万381円、TOPIXは26ポイント高の2,091ポイント。東証1部の値上がり銘柄数は1,923、値下がり銘柄数は222。出来高は14億8,600万株、売買代金は3兆9,283億円。
土日は自民党による電波ジャックへの期待で、日経平均は高値引け。
中国当局がオンラインゲームの審査を一時停止すると報じられたが、ゲームの審査を停止するのではなく、ペースを減速するに訂正されたため、香港株が反発し、日経平均も10時半以降、一段高となった。
東京エレクトロンは12連騰。ルネサスエレクトロニクスはADAS(先進運転支援システム)向け、電気自動車向けを中心に成長期待が高まっていると評価した大和証券がレーティングを「2」→「1」に引き上げたことで買われた。
再生可能エネルギー関連のレノバに対する物色も継続した。
その他、政府が11月以降にワクチン接種などを条件に行動制限を緩和する方針を決定したため、旅行・飲食関連のリクルートが買われた。
新生銀行はSBIがTOB(株式公開買付)を発表したことでストップ高となり、SBIも連携の幅が広がることが期待され、大幅高となった。
一方、エーザイは、アルツハイマー病治療薬を共同開発した米バイオジェンが販売ペースが遅いと述べたため、売られた。
東京電力は反落し、JFEと日本航空が値下がりし、東京機械は一服となった。
業種別上昇率上位は証券、ノンバンク、化学、金属、サービスで、下落は空運、電力ガス、医薬品、石油。(W)

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