TOP  NSJショートライブ  速報・市況  ☆[概況/大引け] 大型連休前で反落。ソニーGやトヨタが安い。サイバーエージェントは上方修正で急騰。富士通と双日、三井物産は自社株買いを好感
速報・市況2021年4月30日

☆[概況/大引け] 大型連休前で反落。ソニーGやトヨタが安い。サイバーエージェントは上方修正で急騰。富士通と双日、三井物産は自社株買いを好感

大引けの日経平均は241円安の2万8,812円、TOPIXは10ポイント安の1,898ポイント。東証1部の値上がり銘柄数は928、値下がり銘柄数は1,146。出来高は13億5,010万株、売買代金は3兆1,104億円。
大型連休を控え、リスク回避姿勢から日経平均は反落した。
ソニーグループは今期減益予想で大幅安となり、トヨタや日本電産、東京エレクトロンも安い。
ZHDは会社計画が物足りないという見方で急落した。
一方、サイバーエージェントはスマホゲーム「ウマ娘」の大ヒットにより業績予想を上方修正し、急騰した。
日立は日立金属の売却を発表したが、事業再編が評価され、ともに上昇した。
富士通は自社株買いを発表したが、経営説明会でデジタル関連への積極的な成長投資を行うと同時に収益性向上とキャッシュフローの成長が見込めるため5年間で自己株式取得を積極的に行い、中期1株利益成長率年率12%を目指すと表明したため、上場来高値を更新した。
双日(2768)と三井物産も自社株買いの発表で買われた。
日本郵船が上場来高値を更新。
資生堂はドルチェ&ガッバーナとのライセンス契約解消を発表したが、ブランド保持の費用が高く、欧州事業は赤字となってきたため、費用削減による収支改善が期待された。
業種別下落率上位は輸送用機器、ゴム、ガラス土石、機械、電機で、上昇率上位は海運、鉄鋼、陸運、空運、倉庫運輸。

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