TOP  NSJショートライブ  速報・市況  ☆[概況/大引け] 大幅反落。ASMLの売上見通しがアナリスト予想を下回り半導体関連が安い。原油高継続警戒と円高で後場の日経平均は下げ幅拡大
速報・市況2021年10月21日

☆[概況/大引け] 大幅反落。ASMLの売上見通しがアナリスト予想を下回り半導体関連が安い。原油高継続警戒と円高で後場の日経平均は下げ幅拡大

大引けの日経平均は546円安の2万8,708円、TOPIXは26ポイント安の2,000ポイント。東証1部の値上がり銘柄数は323、値下がり銘柄数は1,786。出来高は10億419万株、売買代金は2兆4,488億円。
日経平均は大幅反落。
欧州の半導体製造装置メーカーのASMLの10~12月期売上見通しがアナリスト予想を下回ったためレーザーテックと東京エレクトロンが売られた。
後場は今晩の米国で原油価格上昇が続いた場合が警戒され、日経平均は下げ幅が拡大した。
燃料費上昇で空運株が売られ、ガソリン価格高騰による家計圧迫で食品株や小売株も安い。
その他、円相場が円高に向かったため、HOYAなど精密やTDKなどの電機株、トヨタや三菱自動車も安い。
半面、サインポスト(3996)はストップ高。ファミリーマートが郵便局に無人コンビニを2024年度末までに1,000店出す目標と報じられた。サインポストの合弁会社の「TOUCH TO GO」は無人決済システムの会社で、ファミリーマートと提携しているため、恩恵を受けると期待された。
ブイキューブは三菱UFJモルガンの新規「Buy」で急騰した。
業種別下落率上位は空運、精密、電機、輸送用機器、海運で、上昇業種はなし。(W)

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