TOP  NSJショートライブ  速報・市況  ☆[概況/大引け] 小反落。選挙期間中の株高期待に対して、原材料高による収益圧迫を警戒。トヨタや石油関連、非鉄は買われた
速報・市況2021年10月18日

☆[概況/大引け] 小反落。選挙期間中の株高期待に対して、原材料高による収益圧迫を警戒。トヨタや石油関連、非鉄は買われた

大引けの日経平均は43円安の2万9,025円、TOPIXは4ポイント安の2,019ポイント。東証1部の値上がり銘柄数は1,125、値下がり銘柄数は985。出来高は10億849万株、売買代金は2兆5,295億円。
日経平均は小反落。9月14日の取引時間中の高値3万795円から10月6日の取引時間中の安値2万7,293円に対する半値戻りの2万9,044円を朝方に達成したことで、強弱感が対立した。
選挙期間中の株高が期待されている一方で、マイナス面としては、原材料高により、月末からの決算発表では通期予想を減額してくる企業も出てくると警戒されている。
レーザーテックやソニーグループが反落し、ベイカレントコンサルは通期予想据え置きで大幅安となった。
その他、医薬品株が下落し、人材関連のパソナやディップが軟調だった。
海運はもみ合い。
一方、トヨタは今年度の生産計画を下方修正しなかったことで買われ、デンソー(6902)も上昇した。
石油関連株と非鉄株の上げが目立った。
業種別下落率上位は医薬品、水産農林、食品、サービス、小売で、上昇率上位は鉱業、石油、非鉄、鉄鋼、輸送用機器。(W)

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