TOP  NSJショートライブ  速報・市況  ☆[概況/大引け] 岸田政権の改革策が見守られ反落。三井物産が下落し、TDKとデクセリアルズは高騰
速報・市況2021年11月2日

☆[概況/大引け] 岸田政権の改革策が見守られ反落。三井物産が下落し、TDKとデクセリアルズは高騰

大引けの日経平均は126円安の2万9,520円、TOPIXは13ポイント安の2,031ポイント。東証1部の値上がり銘柄数は538、値下がり銘柄数は1,585。出来高は11億8,356万株、売買代金は2兆7,777億円。
日経平均は反落。みずほ証券では日経平均が3万円を超えて大きく上昇するためには、岸田政権が外国人投資家に評価されるような改革策を打ち出せるかが鍵となるだろうと指摘している。
三井物産(8031)は好決算を発表したが、資源価格の上昇が行き過ぎているので来期の反動減が懸念されるという見方が意識され下落した。
東邦亜鉛や日本冶金工業が売られ、T&Dなどの保険株とマネックスなどの証券株も安い。
ブイキューブは7~9月期が69.7%減益でストップ安となった。
一方、TDKは広範な製品の収益性改善が想定以上となり好決算だったことで大幅高。
スマホや自動車向け機能性材料を提供するデクセリアルズ(4980)は通期大幅業績上方修正と自社株買いの発表が好感されてストップ高。
政府が新型コロナウイルスの水際対策を緩和する検討に入ったことを受けて、空運とHISは上昇した。
業種別下落率上位は保険、証券、非鉄、鉄鋼、ノンバンクで、上昇は空運、海運、繊維、電機。(W)

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