TOP  NSJショートライブ  速報・市況  ☆[概況/大引け] 後場は下げ幅縮小。中国政府系メディアによる批判でオンラインゲーム関連は下落。海運は4日続伸。商社が高い
速報・市況2021年8月3日

☆[概況/大引け] 後場は下げ幅縮小。中国政府系メディアによる批判でオンラインゲーム関連は下落。海運は4日続伸。商社が高い

大引けの日経平均は139円安の2万7,641円、TOPIXは8ポイント安の1,931ポイント。東証1部の値上がり銘柄数は533、値下がり銘柄数は1,587。出来高は9億7,187万株、売買代金は2兆1,364億円。
日経平均は反落し、11時過ぎに288円安の2万7,492円となったが、後場は下げ幅を縮めた。
三菱UFJモルガン・スタンレー証券のテクニカル分析の解説では、7月30日の取引時間中に付けた安値2万7,272円は、昨年7月31日安値からの上昇に対する38.2%押し(2万7,275円)に合致するため、日経平均は第4波の調整を終了した可能性があると指摘している。
中国政府系メディアの『経済参考報』がオンラインゲームは「新型薬物」「精神アヘン」と批判したため、香港市場ではテンセントが急落し、東京市場でもコーエーテクモ(3635)やネクソンが売られた。
新型コロナの感染拡大加速が警戒され、空運は5日続落。
SUBARUは世界販売台数計画を下方修正したことで安い。
一方、商船三井と日本郵船は朝方の利食い売りをこなして4日続伸。
三井物産は自社株買いの発表が好感され、丸紅は好決算で高い。
M&A仲介のGCAは、米投資銀行のフーリハン・ローキーからTOBが発表されストップ高となった。
ティラドは第1四半期の黒字転換と自社株買いの発表でストップ高。
業種別下落率上位は紙パルプ、空運、鉱業、石油、医薬品で、上昇は海運、卸売、精密、金属、ガラス土石。(W)

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