TOP  NSJショートライブ  速報・市況  ☆[概況/大引け] 後場は下げ渋り。情報通信、医薬品、サービスが売られ、川崎汽船や鉄鋼は高い。内田洋行が急騰
速報・市況2021年12月6日

☆[概況/大引け] 後場は下げ渋り。情報通信、医薬品、サービスが売られ、川崎汽船や鉄鋼は高い。内田洋行が急騰

大引けの日経平均は102円安の2万7,927円、TOPIXは10ポイント安の1,947ポイント。東証1部の値上がり銘柄数は835、値下がり銘柄数は1,245。出来高は10億8,694万株、売買代金は2兆5,071億円。
今週末のメジャーSQに向けて乱高下との不安から反落したが、後場は下げ渋りを見せた。
ソフトバンクグループは7日続落となり、ZHDも売られた。
その他、ベイカレントやベネフィットワンが属するサービスも安い。
さらに、第一三共やJCRファーマなど医薬品も軟調だった。
一方、川崎汽船は好調を継続し、鉄鋼が上昇した。
内田洋行は第1四半期の好決算とウチダエスコの完全子会社化を目指しTOBを発表したことで急騰した。
デンカ(4061)は野村証券がレーティングを「Neutral」→「Buy」に引き上げたことで注目された。球状アルミナ(放熱材料)は車載リチウムイオン電池や通信向けで需要が伸びておりアセチレンブラック(導電材料)はリチウムイオン電池や高圧ケーブル向けに売上拡大が見込まれることなどを紹介した。
業種別下落率上位は情報通信、医薬品、サービス、精密、空運で、上昇率上位は鉱業、紙パルプ、鉄鋼、海運、石油。
一方、年末の新規公開ラッシュによる換金売りが影響し、東証マザーズ指数は年初来安値を更新した。メルカリやエネチェンジ、ココナラの下げが目立ち、チームスピリットとBASEが安値更新。(W)

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