TOP  NSJショートライブ  速報・市況  ☆[概況/大引け] 急反発。商船三井と日本郵船が大幅続伸で売買代金1・2位。鉄鋼やガラス土石など素材産業も高い。電鉄は下落
速報・市況2021年8月2日

☆[概況/大引け] 急反発。商船三井と日本郵船が大幅続伸で売買代金1・2位。鉄鋼やガラス土石など素材産業も高い。電鉄は下落

大引けの日経平均は497円高の2万7,781円、TOPIXは38ポイント高の1,940ポイント。東証1部の値上がり銘柄数は1,848、値下がり銘柄数は301。出来高は10億6,252万株、売買代金は2兆4,572億円。
東京都の新規感染者数が7月30日に初めて4,000人を超えたが、週明けの日経平均は急反発を演じた。
大和証券では来週頃から職域接種の予約が本格化し、河野大臣が自治体向けファイザー製ワクチンの配分スケジュールを今週発表するので、自治体での予約が今来週から増加すると予想している。
こうしたワクチン接種が日本で再加速するため、経済再開相場の出直りが期待できると指摘している。
通期業績上方修正と大幅増配で先週金曜日に大幅高となった商船三井(9104)が引き続き人気を集め、日本郵船と共に大幅続伸で売買代金の1位・2位を占めた。
鉄鋼やガラス土石や紙パルプといった素材産業も物色された。
KADOKAWAは第1四半期好決算で急伸し、太陽HDは業績上方修正と自社株買いの発表が好感された。
半面、JR西日本など電鉄が安い。
第一三共は抗がん剤の米国売上予想を下方修正したことで下落。
コーセーは第1四半期がアナリスト予想を下回り急落した。
業種別上昇率上位は海運、鉄鋼、ガラス土石、紙パルプ、金属で、下落は空運。(W)

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