TOP  NSJショートライブ  速報・市況  ☆[概況/大引け] 新型肺炎が世界中に拡大しているため、リスクオフ姿勢から日経平均は4日続落で22,000円を割り込んだ
速報・市況2020年2月27日

☆[概況/大引け] 新型肺炎が世界中に拡大しているため、リスクオフ姿勢から日経平均は4日続落で22,000円を割り込んだ

大引けの日経平均は21,948.23円の477.96円安、TOPIXは1,568.06ポイントの38.11円安。東証1部の値上がり銘柄数は77、値下がり銘柄数は2,059。出来高は18億1,141万株、売買代金は3兆1,651億円。
新型肺炎が世界中に拡大しているため、リスクオフ姿勢から日経平均は4日続落で22,000円を割り込んだ。
全面安で昨年来安値は427銘柄となり、中でも小売が72銘柄、サービスが54銘柄と多い。
繁華街や居酒屋は閑古鳥が鳴いていることから串カツ田中やカラオケのコシダカが売られ、イオンモールも安い。コンサートやイベントの中止でチケット販売のぴあは急落した。
その他、ANAと日本航空の下げに拍車が掛かり、証券株の下落率も大きかった。
レオパレス21(8848)は臨時株主総会で、村上ファンド系の投資会社レノが株主提案していた取締役候補の選任議案が否決されたため、経営改革の進展期待が後退し売られた。
一方、ウイルス検出機器のキョーリン製薬HDは大幅続伸となり、月島機械は減益幅縮小見通しと増配で買われた。
業種別下落率上位は空運、証券、不動産、鉱業、小売で、上昇業種はなし。

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