TOP  NSJショートライブ  速報・市況  ☆[概況/大引け] 日経平均は177円安の2万7,940円。11時過ぎに698円安となったが、ダブルボトム形成で下げ幅縮小
速報・市況2021年7月9日

☆[概況/大引け] 日経平均は177円安の2万7,940円。11時過ぎに698円安となったが、ダブルボトム形成で下げ幅縮小

大引けの日経平均は177円安の2万7,940円、TOPIXは7ポイント安の1,912ポイント。東証1部の値上がり銘柄数は907、値下がり銘柄数は1,175。出来高は14億2,564万株、売買代金は3兆3,239億円。
日経平均は11時過ぎに一時698円安の2万7,419円まで売られた。ETF分配金捻出売りや五輪無観客、世界的な感染再拡大が警戒された。
だが、5月13日に付けた安値の2万7,385円を割り込まなかったため、リバウンド狙いの買いが入り、下げ幅を縮小した。
日本郵船は4日続落。水素関連の岩谷産業は信用期日売りで安い。
一方、レーザーテックは反発し、エーザイは米バイオジェンに連れ高となった。アルツハイマー治療薬「アデュカヌマブ」を共同開発したバイオジェンが軽度の段階にある患者への使用に限定した。新たな方針により、医者や保険会社はこの新薬を服用すべき患者や費用負担の方法などの判断が容易になるため、処方が増えると期待された。
ソフトウェアテストのSHIFT(3697)とコンテンツ配信事業が好調なUSEN-NEXTは好決算で急騰した。
経済対策期待でオープンドアやHISなど旅行関連が上昇した。
業種別下落率上位は機械、ゴム、海運、不動産、倉庫運輸で、上昇は鉱業、空運、陸運、ノンバンク、電力ガス。(W) 

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