TOP  NSJショートライブ  速報・市況  ☆[概況/大引け] 日経平均は4日続伸だが、東証1部全体では下落銘柄数の方が多い。ゲーム関連と半導体関連、ビットコイン関連は高い
速報・市況2021年5月25日

☆[概況/大引け] 日経平均は4日続伸だが、東証1部全体では下落銘柄数の方が多い。ゲーム関連と半導体関連、ビットコイン関連は高い

大引けの日経平均は189円高の2万8,553円、TOPIXは6ポイント高の1,919ポイント。東証1部の値上がり銘柄数は698、値下がり銘柄数は1,417。出来高は9億9,296万株、売買代金は2兆2,039億円。
日経平均は4日続伸となり堅調だったが、東証1部全体では下落銘柄数の方が多い状態だった。
物色されたのは、緊急事態宣言の延長観測に伴い任天堂やソニーグループ、サイバーエージェントなどのゲーム関連と、半導体関連のレーザーテックだった。
ビットコイン反発を受けて、マネックスも高い。
DMG森精機は野村証券がレーティングを引き上げたことで買われた。工作機械需要の回復が欧州など先進国へ広がり恩恵を受けることや、収益性の改善と競争力にも注目している。
サカイ引越センター(9039)はいちよし経済研究所によるレーティング引き上げで注目された。これまで人手不足を理由に、単身引越の積極的な受注を控えてきたが、パートナー企業を活用し、受注拡大を目指すため、シェア拡大を予想している。
一方、緊急事態宣言の延長に関連して、三越伊勢丹やワタミなどの消費関連は売られ、海運株は利食い売りで反落した。
業種別上昇率上位は証券、その他製品、鉄鋼、電機、非鉄で、下落率上位は海運、紙パルプ、水産農林、空運、倉庫運輸。(W)

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