TOP  NSJショートライブ  速報・市況  ☆[概況/大引け] 日経平均は4日続落。マザーズ年初来安値が重しに。日本郵船は大引けにかけて上げ幅縮小。鉄鋼株は下落。東京エレクは後場反落
速報・市況2021年8月17日

☆[概況/大引け] 日経平均は4日続落。マザーズ年初来安値が重しに。日本郵船は大引けにかけて上げ幅縮小。鉄鋼株は下落。東京エレクは後場反落

大引けの日経平均は98円安の2万7,424円、TOPIXは9ポイント安の1,915ポイント。東証1部の値上がり銘柄数は613、値下がり銘柄数は1,478。出来高は9億5,419万株、売買代金は2兆684億円。
NYダウ5日続伸を受けて、日経平均は反発して始まったが、東証マザーズが年初来安値を更新したため投資家心理が損なわれ、日経平均も値を消し、4日続落となった。
こうした中、鉄鉱石運搬船のスポット市況が再び騰勢を強めていることを受け、日本郵船(9101)が断トツの売買代金トップで買われ、上昇率上位には共栄タンカーや明治海運、飯野海運が並んだ。
ただし、日本郵船は大引けにかけて利食い売りで上げ幅を縮めた。
半面、海上運賃の高騰で日本製鉄とJFEは売られた。
ワクチン国産化期待で第一三共は6日続伸となった。
東京エレクトロンは業績上方修正で朝方買われたが、想定線の増額修正という見方から後場は反落した。
エンジャパンは第1四半期好決算だったが、通期予想を据え置いたため下落した。
業種別下落率上位は空運、鉄鋼、石油、ノンバンク、非鉄で、上昇率上位は海運、倉庫運輸、医薬品、食品、保険。(W)

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