TOP  NSJショートライブ  速報・市況  ☆[概況/大引け] 日経平均は628円高。5月の機械受注が好調で設備投資関連が高い。倉庫運輸や建設といった内需株も堅調
速報・市況2021年7月12日

☆[概況/大引け] 日経平均は628円高。5月の機械受注が好調で設備投資関連が高い。倉庫運輸や建設といった内需株も堅調

大引けの日経平均は628円高の2万8,569円、TOPIXは40ポイント高の1,953ポイント。東証1部の値上がり銘柄数は2,010、値下がり銘柄数は149。出来高は10億3,577万株、売買代金は2兆3,803億円。
日経平均は先週後半の3日間で702円安となったが、本日は4日ぶりに反発し、9割近くを修復した。
取引開始前に発表された5月の機械受注(船舶・電力を除く民需)が前月比7.8%増となり、市場予想の2.4%増を上回ったことを受けて、ファナックやTHKなどの設備投資関連が買われた。
安川電機(6506)は業績上方修正で人気を博した。
ソフトバンクグループは、ジェフリーズ証券から株価が純資産(NAV)との対比で50%を超えるディスカウントになると自社株買いに動く可能性が高まると指摘されたため、上昇した。
その他、ソニーグループやレーザーテックも高く、倉庫運輸や建設といった内需株も堅調だった。低位株のダントーが大幅高。
一方、エーザイは売られた。米食品医薬品局(FDA)の長官代行が、アルツハイマー病新薬「アデュカヌマブ」のFDAによる承認手続きに疑義が生じたとして、米保健福祉省の監査部門に調査を要請したことが要因。
日本郵船と商船三井は5日続落。
業種別上昇率上位は機械、金属、電機、倉庫運輸、建設で、下落率上位は海運、空運。(W)

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