TOP  NSJショートライブ  速報・市況  ☆[概況/大引け] 日経平均は747円安。南アフリカでワクチン効果を低下させる可能性の変異ウイルスが見つかり、東証は全面安
速報・市況2021年11月26日

☆[概況/大引け] 日経平均は747円安。南アフリカでワクチン効果を低下させる可能性の変異ウイルスが見つかり、東証は全面安

大引けの日経平均は747円安の2万8,751円、TOPIXは40ポイント安の1,984ポイント。東証1部の値上がり銘柄数は152、値下がり銘柄数は1,992。出来高は13億290万株、売買代金は2兆9,993億円。
南アフリカの保健当局が25日、新型コロナウイルスのワクチンの効果を低下させる可能性がある新たな変異ウイルスが見つかったと発表した。
相当な数の変異を重ねているため、感染力が強いことから、再び行動制限が取られると、景気が冷え込むと警戒され、東証は全面安となり、日経平均は一時893円安となった。
レーザーテックやソフトバンクグループ、ファーストリテイリングが売られ、ANAや日本航空、HISといった旅行関連の下げが目立ち、外出控えから時間貸し駐車場のパーク24やオフィス需要やテナント需要の減退懸念で住友不動産(8830)や東急不動産も安い。
その他、非鉄や化学、機械といった景気敏感セクターも敬遠された。
一方、住友大阪セメントとシチズンは自社株買い発表を支えに上昇。
寿司と釜めしを宅配しているライドオンエキスプレスは、巣ごもり需要への期待で物色された。
業種別下落率上位は空運、不動産、陸運、金属、非鉄で、上昇業種はなし。(W)

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