大引けの日経平均は361円高の2万8,451円、TOPIXは20ポイント高の1,980ポイント。東証1部の値上がり銘柄数は1,548、値下がり銘柄数は532。出来高は10億8,266万株、売買代金は2兆7,721億円。
4～6月期の法人企業統計で、経常利益が前年同期比93.9％増となり、設備投資は同5.3％増と5四半期ぶりに増加となった。
新型コロナの新規感染がピークアウトの兆しとなっていることも好感され、日経平均は3日続伸。
村田製作所と太陽誘電が買われ、コマツは海外ファンドによる買い増し報道で上昇した。その他、証券や保険、銀行も堅調だった。
明和産業は大幅増配を発表しストップ高となった。
東京機械(6335)は買収防衛策に対して、アジア開発キャピタルが差し止めを東京地裁に申し立てる予定と発表したためストップ高。
一方、レーザーテックと海運株と鉄鋼株は利食い売りで反落した。関西スーパーも反落した。
日本電子は公募増資を発表したため売られた。
業種別上昇率上位は紙パルプ、空運、証券、保険、銀行で、下落は海運と鉄鋼、陸運。(W)