TOP  NSJショートライブ  速報・市況  ☆[概況/大引け] 米モデルナのCEOがオミクロンに対するワクチン効果は弱く、まとまった規模で製造できるには数カ月要すると述べたため、日経平均は急落
速報・市況2021年11月30日

☆[概況/大引け] 米モデルナのCEOがオミクロンに対するワクチン効果は弱く、まとまった規模で製造できるには数カ月要すると述べたため、日経平均は急落

大引けの日経平均は462円安の2万7,821円、TOPIXは20ポイント安の1,928ポイント。東証1部の値上がり銘柄数は572、値下がり銘柄数は1,533。出来高は25億4,576万株、売買代金は5兆4,893億円。
米モデルナの最高経営責任者(CEO)が、新型コロナウイルスワクチンについて、新たな変異株「オミクロン」に対する効果は従来株に比べてはるかに弱く、オミクロン株に特化したワクチンをまとまった規模で製造できるようになるには、数カ月を要すると述べたことが伝わり、日経平均は2万8,000円を割り込んだ。
レーザーテックやソフトバンクグループ、ファーストリテイリング、任天堂、日立、商船三井や日本製鉄、三井物産が売られた。
中外製薬やアステラス製薬といった医薬品株も安い。
リンクアンドモチベーションは公募による自己株処分と株式売出を発表し、大幅安となった。
一方、マネックスはSMBC日興証券が投資評価を「2」→「1」に引き上げたことで急伸した。クリプトアセット、日本、米国事業の各事業価値を、同業他社の水準と比較した場合、大幅なディスカウント状態にあると指摘している。
オリンパス(7733)と日本電産、THKが買われた。
業種別下落率上位は鉄鋼、海運、非鉄、その他製品、医薬品で、上昇は陸運、鉱業、石油。(W)

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