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速報・市況2021年11月16日

☆[概況/大引け] 米中首脳会談で一時3万円に接近したが買いは続かずもみ合いに

大引けの日経平均は31円高の2万9,808円、TOPIXは2ポイント高の2,050ポイント。東証1部の値上がり銘柄数は890、値下がり銘柄数は1,189。出来高は11億9,059万株、売買代金は2兆7,093億円。
米中首脳会談が日本時間の10時前からオンラインで開始されたが、関係改善期待で上海株が一時上昇したため、日経平均も11時前に急動意を見せ3万円に接近した。
しかし、買いは長続きせず、台湾や人権、通商の問題では議論は平行線をたどったとの観測から、上海株が小幅安となり、日経平均も後場はもみ合いで推移した。
キャンプ用品のスノーピークは12日に好決算と株式分割を発表したことで大幅続伸となり本日は売買代金上位となった。
トヨタが堅調で、SUBARU(7270)はJPモルガンが2段階格上げしたことで高い。
米国長期金利上昇を受け、第一生命など保険会社も上昇。
一方、海運は売られ、リクルートは好決算だったが利食い売りに押された。
美容家電のヤーマンは通期予想下方修正で急落した。
業種別上昇率上位は鉱業、輸送用機器、保険、その他製品、電機で、下落率上位は海運、紙パルプ、サービス、陸運、ガラス土石。(W)

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