TOP  NSJショートライブ  速報・市況  ☆[概況/大引け] 米雇用統計発表を控え反落。海運と鉄鋼が売られ、グローブライドは上方修正が小幅でストップ安。SUMCOとIIJは好決算で買われた
速報・市況2021年11月5日

☆[概況/大引け] 米雇用統計発表を控え反落。海運と鉄鋼が売られ、グローブライドは上方修正が小幅でストップ安。SUMCOとIIJは好決算で買われた

大引けの日経平均は182円安の2万9,611円、TOPIXは14ポイント安の2,041ポイント。東証1部の値上がり銘柄数は540、値下がり銘柄数は1,591。出来高は12億6,664万株、売買代金は2兆9,916億円。
今晩の発表される米国雇用統計が強すぎる結果となった場合、利上げ懸念が再燃するという警戒感から日経平均は反落した。
海運大手3社が続落となり、大手鉄鋼は来期減益減配リスクが意識され売られた。
ダイキン工業は通期業績予想を上方修正したが、アナリスト予想には届かず下落した。
釣り具メーカーのグローブライド(7990)は、釣りが「3密」を避けるレジャーとして上期好決算だったが、通期の上方修正幅が小幅だったことが失望されストップ安となった。
一方、SUMCOとIIJは好決算で買われた。
マネックスは米国子会社のNY市場上場計画でストップ高。
天敵の海賊版漫画サイトの閉鎖が歓迎され、メディアドゥとインフォコムは物色された。
大末建設は来期から配当性向50%以上を表明しストップ高となった。
業種別下落率上位は海運、鉄鋼、倉庫運輸、ガラス土石、輸送用機器で、下落率上位は水産農林、その他製品、金属、ゴム、小売。(W)

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