TOP  NSJショートライブ  速報・市況  ☆[概況/大引け] 米FOMCの金利見通しで日経平均は続落。ソフトバンクGは年初来安値。コマツはUBSが2段階格下げ。エーザイとレーザーテックは堅調。日立物流が急伸
速報・市況2021年6月17日

☆[概況/大引け] 米FOMCの金利見通しで日経平均は続落。ソフトバンクGは年初来安値。コマツはUBSが2段階格下げ。エーザイとレーザーテックは堅調。日立物流が急伸

大引けの日経平均は272円安の2万9,018円、TOPIXは12ポイント安の1,963ポイント。東証1部の値上がり銘柄数は673、値下がり銘柄数は1,409。出来高は9億9,759万株、売買代金は2兆2,782億円。
米FOMC参加者による金利見通しは利上げ開始時期が2023年とこれまでの2024年から前倒しされ、23年末までに2回の利上げを見込んでいることを示唆したため、日経平均は続落となった。
ソフトバンクグループが年初来安値を更新した、ソニーグループも安い。
コマツは中国油圧ショベル需要の悪化と東南アジアにおける中国企業との競合環境を警戒したUBS証券が投資判断を「Buy」→「Sell」に引き下げたことで売られた。
一方、エーザイとレーザーテックは堅調で、米金利上昇による資産運用利回りの上昇期待で第一生命が買われた。
三菱ケミカルは新社長による企業改革の可能性が期待され上昇した。
タムラ製作は出資先企業のノベルクリスタルテクノロジー社が次世代パワー半導体材料の量産に成功したことで2日連続ストップ高。トレックスセミコンもこのノベルクリスタルテクノロジー社に出資していることで、大幅続伸となった。
日立物流(9086)が急伸した。
業種別下落率上位はサービス、精密、医薬品、鉄鋼、情報通信で、上昇率上位は鉱業、保険、銀行、倉庫運輸、ノンバンク。(W)

関連記事