TOP  NSJショートライブ  速報・市況  ☆[概況/大引け] 経済対策の財政支出55.7兆円と報じられ、2時過ぎから急速に値を戻した
速報・市況2021年11月18日

☆[概況/大引け] 経済対策の財政支出55.7兆円と報じられ、2時過ぎから急速に値を戻した

大引けの日経平均は89円安の2万9,598円、TOPIXは2ポイント安の2,035ポイント。東証1部の値上がり銘柄数は770、値下がり銘柄数は1,314。出来高は12億2,040万株、売買代金は2兆8,167億円。
香港株続落を受けて、日経平均は前場軟調だったが、経済対策の財政支出55.7兆円と報じられ、2時過ぎから急速に値を戻した。
ただ、レーザーテックは反落し、海運大手3社も売られた。
米エヌビディアが、ソフトバンクグループ傘下の英半導体設計会社アーム買収計画について、米連邦取引委員会(FTC)から懸念が示されたことを明らかにした。このニュースを受けて、ソフトバンクグループは売却益期待が後退し、下落した。
米国政府が原油高抑制のため、中国や日本に戦略備蓄の放出検討要請と伝わり石油関連が安い。
エーザイはアルツハイマー病新薬「アデュヘルム」について、欧州医薬品庁)の評価委員会から販売承認に否定的な見解が示されたため売られた。
一方、リクルートは反発し、ソニーグループやTDKが買われた。
メガチップスは純利益上方修正と自社株買い発表でストップ高となり、OKKは日本電産による買収でストップ高。
木村化工機(6378)は工場排熱利用と熱の再利用によるオール電化システムを発明したことで急伸した。
業種別下落率上位は鉱業、海運、石油、ゴム、医薬品で、上昇率上位はガラス土石、サービス、その他製品、機械、非鉄。(W)

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