TOP  NSJショートライブ  速報・市況  ☆[概況/大引け] 続落。過熱感と中国の不良債権問題による香港株安を警戒。リード役の半導体関連と日本郵船と商船三井に利益確保の動き
速報・市況2021年9月16日

☆[概況/大引け] 続落。過熱感と中国の不良債権問題による香港株安を警戒。リード役の半導体関連と日本郵船と商船三井に利益確保の動き

大引けの日経平均は188円安の3万323円、TOPIXは6ポイント安の2,090ポイント。東証1部の値上がり銘柄数は892銘柄、値下がり銘柄数は1186。出来高は12億6,150万株、売買代金は3兆4,660億円。
日経平均は続落。過熱感や中国の不良債権問題による香港株安が警戒された。相場のリード役だった東京エレクトロンを始めとした半導体関連と日本郵船と商船三井は利食い売りに押され反落した。
自民党総裁選で注目された再生可能エネルギー関連のレノバは続落。
その他、中国の不良債権問題の連想で、中国で不動産開発を行っている宮越HDは大幅安となった。
一方、米国で原油在庫が予想以上に減り石油株が買われたため出光興産と石油資源開発は高い。海運周辺の倉庫株が堅調。
ケンコーマヨネーズ(2915)は東海東京調査センターがレーティングを「Neutral」→「Outperform」に引き上げた。新型コロナ感染症の影響と原材料の高騰の厳しい中で経常利益の進捗率が昨年より高くなった点は利益を出せる状況になった兆候と評価している。
業種別下落率上位は海運、ガラス土石、不動産、その他製品、空運で、上昇率上位は石油、鉱業、倉庫運輸、食品、医薬品。(W)

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