TOP  NSJショートライブ  速報・市況  ☆[概況/大引け] 緊急事態延長協議と21日にモデルナ製ワクチン承認観測で、新規感染抑制が期待され日経平均は反発
速報・市況2021年5月6日

☆[概況/大引け] 緊急事態延長協議と21日にモデルナ製ワクチン承認観測で、新規感染抑制が期待され日経平均は反発

大引けの日経平均は518円高の2万9,331円、TOPIXは29ポイント高の1,927ポイント。東証1部の値上がり銘柄数は1,625、値下がり銘柄数は492。出来高は15億2,611万株、売買代金は3兆3,807億円。
4都府県に対する緊急事態宣言の延長協議とモデルナ製ワクチンを21日にも承認する方向と報じられたため、新規感染抑制が期待され日経平均は反発した。
大和証券は、米国とドイツでワクチン接種率9%に達した段階で、サービス業PMI(購買担当者景気指数)が好転したため、日本でも今月中にサービス業PMIが大幅に改善する可能性があり、ワクチン相場が到来すると予想している。
ファーストリテイリングとソフトバンクグループ、メガバンク、トヨタが買われ、景気敏感セクターの鉄鋼と紙パルプ、海運も高い。
三井物産は自社株買い発表が好感された。
一方、ゲーム関連のソニーグループや任天堂は売られ、レーザーテックは通期業績予想を据え置いたため下落した。
MonotaRO(3064)は、野村証券が高成長だが割高と指摘し、大幅安となった。
業種別上昇率上位は鉄鋼、紙パルプ、海運、鉱業、非鉄で、下落はその他製品。(W)

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