TOP  NSJショートライブ  速報・市況  ☆[概況/大引け] 都内の新規感染者が100人超と報じられ値を消したが、売り圧力は限定的
速報・市況2020年7月2日

☆[概況/大引け] 都内の新規感染者が100人超と報じられ値を消したが、売り圧力は限定的

大引けの日経平均は22,145.96円の24.23円高、TOPIXは1,542.76ポイントの4.15ポイント高。東証1部の値上がり銘柄数は753、値下がり銘柄数は1,343。出来高は13億5,725万株、売買代金は2兆2,366億円。
前場の日経平均は香港株上昇を受けて堅調となったが、後場は都内で2日の新型コロナウイルス感染者数が100人を超えたと報じられたため値を消した。
ただし、感染は夜の繁華街が中心のため、一般の市中とは異なるという見方から売り圧力は限定的だった。
アンリツやTDKなどの電機株が売られ、島精機やツガミといった機械株も安く、東京製鉄や山陽特殊鋼が属する鉄鋼株も軟調だった。
串カツ田中は上期営業赤字予想に下方修正したことで、大幅安となった。
一方、ソフトバンクグループは出資している米国の新興保険会社のレモネードが2日にNY証券取引所に上場するため、売却益や含み益が期待された。
ガンホー(3765)は、大和証券がアクションゲームの「Ninjala」はNintendo Switch以外のプラットフォームへも展開されると予想し、海外収益の増加期待で、レーティングを「3」→「2」に、目標株価を2,450円→2,600円に高めたため急騰した。
日本通信はデータ通信で月3ギガ、電話かけ放題で2,500円を切るプランを7月中に開始する意向で、ドコモでは同様のプランが5,680円なので半額以下となることから加入者増加期待で買われた。
業種別上昇率上位は空運、輸送用機器、保険、海運、陸運で、下落率上位は鉄鋼、ガラス土石、繊維、機械、紙パルプ。

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