TOP  NSJショートライブ  速報・市況  ☆[概況/大引け] 2万8,000円の水準では上値抑制。レーザーテックと住友鉱山が買われ、空運と電鉄が堅調。楽天はS&Pが格下げし大幅安
速報・市況2021年7月27日

☆[概況/大引け] 2万8,000円の水準では上値抑制。レーザーテックと住友鉱山が買われ、空運と電鉄が堅調。楽天はS&Pが格下げし大幅安

大引けの日経平均は136円高の2万7,970円、TOPIXは12ポイント高の1,938ポイント。東証1部の値上がり銘柄数は1,571、値下がり銘柄数は536。出来高は9億3,897万株、売買代金は1兆9,971億円。
日経平均は3日続伸となったが、2万8,000円の水準では上値が抑制された。
レーザーテックが買われ、ニッケル価格上昇を受けて住友鉱山が高い。
その他、空運や電鉄が堅調だった。
ブルーアンモニアプラント関連の東洋エンジニアリングは年初来高値を更新した。
ステーキハウスのブロンコビリーは、残存者メリットを享受すると予想した
いちよし経済研究所がレーティングを「A」に引き上げたことで買われた。一方、楽天は携帯基地局設置推進による財務悪化を予想したS&Pが、格付けを投機的水準となる「ダブルBプラス」に下げたため大幅安となった。
企業向け研修のインソースは4~6月期の営業利益が1~3月期比25%減となり急落した。
学生向けマンションのジェイ・エス・ビーは、マンション用地取得や建設費用を確保するため、公募増資を発表したが、1株利益の希薄化や株式需給の悪化が警戒され大幅安となった。
業種別上昇率上位は空運、非鉄、鉄鋼、水産農林、陸運で、下落は海運、医薬品、精密。(W)

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