TOP  NSJショートライブ  速報・市況  ☆[概況/大引け] 2万9,000円回復。米国株高と114円台の円安、TSMCの新工場建設による恩恵期待。米大統領がLA港24時間フル稼働表明で海運も高い
速報・市況2021年10月15日

☆[概況/大引け] 2万9,000円回復。米国株高と114円台の円安、TSMCの新工場建設による恩恵期待。米大統領がLA港24時間フル稼働表明で海運も高い

大引けの日経平均は517円高の2万9,068円、TOPIXは36ポイント高の2,023ポイント。東証1部の値上がり銘柄数は1,989、値下がり銘柄数は155。出来高は11億4,320万株、売買代金は2兆8,420億円。
日経平均は続伸。米国株高と1ドル=114円台の円安を好感。
台湾TSMCの日本新工場計画で検査装置のレーザーテックや製造装置のSCREENが買われた。
ファナックは積極的な株主還元と固定費負担率の低下よる営業利益率とROEの上昇を予想したモルガン・スタンレーが投資判断を引き上げたことで買われた。
5G通信向け計測器のアンリツ(6754)は、高速・低遅延・大容量・多接続通信の実現により、5G通信市場の中長期需要拡大に期待したBofA証券が、投資判断を新規に「買い」と発表したことで注目された。
その他、バイデン米大統領がサプライチェーンの混乱解消のためロサンゼルス港を24時間休日なしのフル稼働に移行することを表明したため、海運株が再び買われた。
一方、中古車買取・販売のIDOMは上期好決算だったが、駆け込み的な中古車需要には一巡感という見方で売られた。
業種別上昇率上位は機械、海運、電機、金属、証券で、下落業種はなし。(W)

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