TOP  NSJショートライブ  速報・市況  ☆[概況/大引け] 27日のFRB議長講演を控え様子見。レーザーテックは売買代金トップで買われ、日本製鉄と旅行関連も高い
速報・市況2021年8月26日

☆[概況/大引け] 27日のFRB議長講演を控え様子見。レーザーテックは売買代金トップで買われ、日本製鉄と旅行関連も高い

大引けの日経平均は17円高の2万7,742円、TOPIXは0.3ポイント安の1,935ポイント。東証1部の値上がり銘柄数は1,260、値下がり銘柄数は826。出来高は8億6,075万株、売買代金は2兆60億円。
27日の経済シンポジウム(ジャクソンホール会議)でパウエルFRB議長が講演を行うため、様子見姿勢から日経平均は小動きとなった。
ただ、先端半導体の製造でEUV(極端紫外線)露光の導入計画が増えているため、EUV露光装置向けマスクブランクス検査装置のレーザーテック(6920)は売買代金トップで買われ、4日続伸となった。
鋼材価格の値上げ浸透期待で日本製鉄も堅調を持続。
ファイザーが新型コロナウイルスワクチンで3回目の追加接種(ブースター接種)を実施した場合、コロナに対する抗体が3倍以上に増加したことから、米国で追加接種の承認手続きを開始した。
このニュースを受けて、日本でも3回目の追加接種が期待され、実現後の正常化期待から日本航空やJR東日本、HISといった旅行関連が買われた。
一方、日本郵船は小反落となり、医療用酸素の東邦アセチレンは利食い売り。宅配計画のセブン&アイは続落となった。
業種別上昇率上位は空運、鉄鋼、陸運、銀行、鉱業で、下落率上位は紙パルプ、その他製品、化学、海運、電機。(W)

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