TOP  NSJショートライブ  速報・市況  ☆[概況/大引け] 3日続落。ファストリやエーザイ、半導体関連が下落。東証1部全体では騰落銘柄数は拮抗し、海運や鉄鋼、非鉄、自動車は上昇
速報・市況2021年7月16日

☆[概況/大引け] 3日続落。ファストリやエーザイ、半導体関連が下落。東証1部全体では騰落銘柄数は拮抗し、海運や鉄鋼、非鉄、自動車は上昇

大引けの日経平均は276円安の2万8,003円、TOPIXは7ポイント安の1,932ポイント。東証1部の値上がり銘柄数は1,008、値下がり銘柄数は1,058。出来高は9億3,558万株、売買代金は2兆1,550億円。
日経平均は朝方431円安(2万7,847円)となった。その後、下げ幅を縮め、2時過ぎに77円安(2万8,201円)まで戻した場面もあったが、大引けにかけて再度軟化した。
ファーストリテリング(9983)は通期予想を下方修正したが、それ以上に東証の新市場区分で「プライム市場」への上場維持基準に適合しているという公表がなかったことが警戒され下落した。流動株式比率が未達の場合、大規模な公募増資か株式売出を行う必要が生じるため、株式需給悪化が待ち受けていることになる。
米国で一部の大病院がアルツハイマー病治療薬の「アデュカヌマブ」を使用しない方針を示したことでエーザイは急落した。
台湾TSMCの決算がアナリスト予想を下回り、東京エレクトロンとアドバンテストが売られた。
一方、東証1部全体では騰落銘柄数は拮抗し、海運や鉄鋼、非鉄、自動車は上昇した。
PR会社のベクトルは第1四半期で上期予想を超過しストップ高となった。
ベイカレントはデジタルコンサルが好調で、好決算となったため、最高値を更新した。
下落率上位は医薬品、精密、鉱業、陸運、その他製品で、上昇率上位は海運、鉄鋼、非鉄、証券、ガラス土石。(W)

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