TOP  NSJショートライブ  速報・市況  ☆[概況/大引け] 4日ぶりに反発。南アで入院患者は急増だが、重症化が比較的少ないことが不安心理を和らげた
速報・市況2021年12月1日

☆[概況/大引け] 4日ぶりに反発。南アで入院患者は急増だが、重症化が比較的少ないことが不安心理を和らげた

大引けの日経平均は113円高の2万7,935円、TOPIXは8ポイント高の1,936ポイント。東証1部の値上がり銘柄数は1,368、値下がり銘柄数は751。出来高は14億4,119万株、売買代金は3兆2,144億円。
日経平均は4日ぶりに反発。
南アフリカ国立感染症研究所が、「オミクロン株」により入院患者は急増しているが、重症化した患者は比較的少ないと明らかにしたため、不安心理がやや緩和した。
レーザーテックが反発し、ファナック(6954)は「CNC+ロボット」の提案や株価調整で割安感が強まったことに注目した大和証券がレーティングを「3」→「2」に引き上げたことで注目された。
海運株が買われ、段ボールメーカーのレンゴーは来年2月からの値上げを発表し採算改善が期待された。
各業界から原材料高による値上げが相次いでいるため、インフレ期待を先取りし不動産株が上昇した。
一方、ソフトバンクグループや医薬品株は安い。
業種別上昇率上位は紙パルプ、海運、機械、輸送用機器、不動産で、下落率上位は情報通信、医薬品、食品、小売、電力ガス。(W)

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