TOP  NSJショートライブ  速報・市況  ☆[概況/大引け] 4~6月期GDPが1~3月のマイナス幅に対して回復が低く、全国新規感染2万人超や緊急事態宣言9月半ばまで延長観測、マザーズ年初来安値も嫌気
速報・市況2021年8月16日

☆[概況/大引け] 4~6月期GDPが1~3月のマイナス幅に対して回復が低く、全国新規感染2万人超や緊急事態宣言9月半ばまで延長観測、マザーズ年初来安値も嫌気

大引けの日経平均は453円安の2万7,523円、TOPIXは31ポイント安の1,924ポイント安。東証1部の値上がり銘柄数は196、値下がり銘柄数は1,947。出来高は10億3,655万株、売買代金は2兆3,230億円。
取引開始前に発表された4~6月期実質GDPは前期比年率1.3%増と市場予想の0.7%増を上回ったが、日経平均は3日続落の始まりとなった。
1~3月期の3.7%減に対する回復度合いが低かったため、ワクチン接種が実施されたが、経済は低迷したという見方があったことや、全国の新規感染が13日に2万人を超えたことに加えて、政府が緊急事態宣言の期限を9月半ばまで延長する方向で調整に入ったという一部報道も嫌気された。
その他、東証マザーズ指数が年初来安値となったため、個人投資家の投資勘定悪化も警戒された。
東証1部市場ではソフトバンクグループやソニーグループ、ファーストリテインリング、ファナックが売られ、リクルートが反落した。
ブイキューブやチェンジは大幅安。
一方、日本郵船は反発し、富士フイルムは業績上方修正で買われた。
日本航空が反発し、宮越HDが急騰した。
業種別下落率上位は紙パルプ、倉庫運輸、サービス、ノンバンク、非鉄で、上昇は海運と空運。(W)

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