TOP  NSJショートライブ  速報・市況  ☆[概況/大引け] 9日ぶりに反落。SQに向けた裁定解消売りや香港株下落が影響。自民党総裁選の各候補が原発再稼働を容認したため電力株は高い
速報・市況2021年9月9日

☆[概況/大引け] 9日ぶりに反落。SQに向けた裁定解消売りや香港株下落が影響。自民党総裁選の各候補が原発再稼働を容認したため電力株は高い

大引けの日経平均は173円安の3万8円、TOPIXは14ポイント安の2,064ポイント。東証1部の値上がり銘柄数は706、値下がり銘柄数は1,363。出来高は12億6,035万株、売買代金は3兆761億円。
日経平均は9日ぶりに反落した。SQに向けた裁定解消売りや、中国政府が未成年者へのオンラインゲーム規制でテンセントを呼び出したため、香港株が下落したことも影響した。
レーザーテックや塩野義製薬は利食い売りに押され、荏原やダイフク、クボタなどの機械株や日産自動車や三菱自動車が売られた。
一方、自民党総裁選の各候補が原発再稼働を容認したため東京電力(9501)や関西電力は高い。再生可能エネルギー関連のレノバも好調を継続した。
日本郵船は反落したが、商船三井と川崎汽船は小反発。BofA証券がコンテナ市況のファンダメンタルズには、繁忙期を過ぎても、需給が緩和する兆候は見当たらないと述べ、2023年3月期半まで好況が続くため、海運大手3社の目標株価を引き上げたことが下支え要因となった。
買収防衛策で攻防の東京機械は連日の高騰。
アイモバイルはふるさと納税事業による好決算で大幅高となった。
業種別下落率上位は空運、ゴム、機械、医薬品、ノンバンクで、上昇は電力ガス、食品、不動産、水産農林。(W)

関連記事