TOP  NSJショートライブ  速報・市況  ☆[概況/大引け] FDAによるファイザー製ワクチンの正式承認を好感。海運、空運、鉄鋼、電機が高い。昭和電工とヤマハ発動機は下落
速報・市況2021年8月24日

☆[概況/大引け] FDAによるファイザー製ワクチンの正式承認を好感。海運、空運、鉄鋼、電機が高い。昭和電工とヤマハ発動機は下落

大引けの日経平均は237円高の2万7,732円、TOPIXは19ポイント高の1,934ポイント。東証1部の値上がり銘柄数は1,799、値下がり銘柄数は312。出来高は9億5,942万株、売買代金は2兆3,378億円。
米食品医薬品局(FDA)がファイザー製の新型コロナワクチンを緊急使用から正式承認に切り替えたため、安全性への信頼感からワクチン接種が増えると期待され、NYダウは続伸となった。
米国株高を受けて、日経平均も続伸。日本郵船やレーザーテック、ソフトバンクグループ、ソニーグループ、JFEが買われ、日本航空やオープンドア、ラウンドワンなどの旅行レジャー関連も物色された。
その他、医療用酸素の東邦アセチレンは大幅続伸となった。
富士通(6702)はモルガン・スタンレーMUFG証券が投資判断を「Equal-weight」→「Overweight」に引き上げたことで買われた。
システムインテグレーション事業における商談審査の厳格化・グループ会社の再編・オフショアの活用などの様々な施策により、採算性改善が今後も進むと予想している。
一方、ヤマハ発動機はヤマハが保有株を減らしたため下落した。
昭和電工とケイアイスター不動産は公募増資で急落。
業種別上昇率上位は海運、空運、鉄鋼、電機、金属で、下落はゴム、医薬品、銀行、電力ガス、建設。(W)

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