TOP  NSJショートライブ  速報・市況  ☆[概況/大引け] FRB副議長の発言で利上げ前倒し観測が後退し、112円台後半に円高が進み日経平均は下落。ソフトバンクGは急反発
速報・市況2021年11月9日

☆[概況/大引け] FRB副議長の発言で利上げ前倒し観測が後退し、112円台後半に円高が進み日経平均は下落。ソフトバンクGは急反発

大引けの日経平均は221円安の2万9,285円、TOPIXは16ポイント安の2,018ポイント。東証1部の値上がり銘柄数は400、値下がり銘柄数は1,719。出来高は11億9,955万株、売買代金は2兆7,458億円。
クラリダFRB副議長の発言で利上げ前倒し観測が後退し1ドル=112円台後半の円高となったため、日経平均は3日続落となった。
マネックスやファーストリテイリング、海運株が売られ、川崎重工は通期経常利益予想を下方修正したため年初来安値を更新した。
東芝は主要事業ごとに会社を3分割する案を検討していると報じられ、朝方は買われたが、消化難で下落した。
一方、ソフトバンクグループは上限1兆円の自社株買いを発表し急反発となった。
関西スーパーはオーケーがH2Oリテイリングとの株式交換について、神戸地裁に差し止めの仮処分を申請する方針と報じられ、ストップ高となった。
インターネットイニシアティブ(3774)はSMBC日興証券が投資評価を「2」→「1」に引き上げたことで買われた。今後は法人ネットワークに加えて、自社開発のセキュリティサービスも高い利益成長に貢献すると予想している。
業種別下落率上位は繊維、海運、ゴム、不動産、水産農林で、上昇は情報通信、鉄鋼、鉱業。(W)

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