TOP  NSJショートライブ  速報・市況  ☆[概況/大引け] J&Jのワクチン接種一時中断勧告で反落。野村HDや海運が安い。東芝は争奪戦に期待。日本電子はGS証券の新規「買い」でストップ高
速報・市況2021年4月14日

☆[概況/大引け] J&Jのワクチン接種一時中断勧告で反落。野村HDや海運が安い。東芝は争奪戦に期待。日本電子はGS証券の新規「買い」でストップ高

大引けの日経平均は29,620.99円の130.62円安、TOPIXは1,952.18ポイントの6.37ポイント安。東証1部の値上がり銘柄数は739、値下がり銘柄数は1,376。出来高は10億3,628万株、売買代金は2兆2,534億円。
米国でジョンソン&ジョンソンの新型コロナワクチンにより血栓が発生したため、当局から接種の一時中断が勧告された。
副反応を恐れ、接種を控える人が増えるという見方もあり、日経平均は反落した。
野村HDが売られ、景気敏感セクターの日本郵船を始めとした海運株や東レや三井金属といった素材産業が安い。
食品スーパーのリテールパートナーズと百貨店のJフロントリテイリングは決算発表における今期予想が嫌気された。
一方、英投資会社からの買収提案を受けている東芝は、米投資会社KKRやカナダの投資会社ブルックフィールドも買収を検討していると報じられたため、争奪戦に発展することが期待された。
日本電子(6951)はゴールドマン・サックスが新規に「買い」と発表したためストップ高となった。EUV露光プロセスの生産性向上を可能にするマルチビーム描画装置で世界トップシェアを誇っており、レーザーテックに続く銘柄と有望視した。
業種別下落率上位は海運、繊維、非鉄、電力ガス、石油で、上昇は鉄鋼、精密、ゴム、陸運、電機。

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