TOP  NSJショートライブ  速報・市況  ☆[概況/大引け] TOPIXはもみ合いだったが、日経平均は反落。任天堂や旅行関連が安い。トヨタと海運は好調継続。タムラ製作所はストップ高
速報・市況2021年6月16日

☆[概況/大引け] TOPIXはもみ合いだったが、日経平均は反落。任天堂や旅行関連が安い。トヨタと海運は好調継続。タムラ製作所はストップ高

大引けの日経平均は150円安の2万9,291円、TOPIXは0.3ポイント高の1,975ポイント。東証1部の値上がり銘柄数は1,213、値下がり銘柄数は876。出来高は10億2,848万株、売買代金は2兆4,262億円。
東証1部全体では上昇銘柄数の方が多く、TOPIXはもみ合いだったが、日経平均はファーストリテイリングと東京エレクトロンの2銘柄で101円押し下げたことが影響し反落した。
任天堂はゲーム見本市「E3」で「ニンテンドースイッチ」の新モデル発表がなかったことが失望され下落した。
その他、日本航空やHISなど旅行関連が安い。
中国国家糧食物資備蓄局が商品価格を安定させるために銅・アルミニウム・亜鉛の国家備蓄を近く複数回に分けて放出すると発表したため、住友鉱山は売られた。
一方、トヨタと海運は好調を継続した。
タムラ製作所(6768)は、出資先のノベルクリスタルテクノロジーが次世代パワー半導体材料の量産に成功したため、ストップ高となった。
三次電池で特許出願のフォーカスシステムズは2日連続ストップ高。
アイフルはジェフリーズが投資判断を新規に「BUY」と発表したことが好感された。経済が再開すれば、アイフルビジネスファイナンスを持っているため、借り入れ需要の回復から最も恩恵を受ける位置にあるアイフルは同業他社よりも優れた成長を続けるだろうと期待感を表明した。
業種別下落率上位はその他製品、空運、陸運、サービス、水産農林で、上昇率上位は鉱業、海運、ゴム、機械、石油。(W)

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