TOP  NSJショートライブ  速報・市況  ☆[概況/寄り付き] 日経平均は小幅高だがTOPIXは小幅安。銀行株が買われ、ファーストリテイリングも上昇。石油株は下落
速報・市況2020年4月10日

☆[概況/寄り付き] 日経平均は小幅高だがTOPIXは小幅安。銀行株が買われ、ファーストリテイリングも上昇。石油株は下落

9時10分時点の日経平均は19,398.19円の52.42円高、TOPIXは1,410.43ポイントの6.55ポイント安。
FRBが新たな金融支援策を発表したことで、米国株は続伸となり、日経平均は小幅高で始まっているが、TOPIXは小幅安となっている。
富士フイルムが反発し、栄研化学(4549)は新型コロナウイルス検出試薬キットを10日に新発売すると発表したことで高い。
米国で金融株が買われた流れを引き継ぎ、三井住友FGも上昇。
ファーストリテイリングは通期の営業利益予想を2,450億円(前期比4.9%減益)→1,450億円(同43.7%減益)に下方修正したが、株価が上昇している。2月は中国大陸において395店舗を休業したことが響いた。ただ、中国大陸の既存店売上高は3月に入り回復傾向となっているという。
欧州では新型コロナウイルスの感染拡大がピークを越えつつあることから、竹内製作所が買われている。
半面、ソニーが売られ、セブン&アイは2021年2月期の業績予想を未定したことで下落している。
OPECプラスが5月から日量1,000万バレルを減産することで合意したが、事前の観測報道では最大で日量2,000万バレルを協議すると伝わっていたため、不十分と受けとめられ、NY原油先物は下落した。その影響で石油関連株は売られている。
業種別上昇率上位は銀行、非鉄、ガラス土石、倉庫運輸、電力ガスで、下落率上位は鉱業、石油、証券、陸運、小売。

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