2時1分時点の日経平均は179円高の4万347円、TOPIXは16ポイント高の2,766ポイント。
年度末で動きにくいせいか、後場の日経平均は上下幅が狭い。
三菱重工は昨年来高値を更新した。
国内の金の小売価格が初めて税込みで1グラム1万2,000円を突破したと報じられ、住友鉱山が高い。FRBが年央にも利下げに転じると予想されているため、金利がつかない金に投資資金が流入しているという。
カーリットHD(4275)はロケット推進薬原料の増産計画の第2期工事を前倒し着手したことで物色された。
一方、レーザーテックは利食い売りに押された。
JR東海が2027年のリニア開業を断念したが、静岡県知事がトンネル工事により地下水が漏れ、大井川の水量が減少するという懸念から反対していたため、工事の遅れは想定されていたことから、株価は小幅安にとどまっている。

業種別上昇率上位は繊維、非鉄、建設、鉱業、不動産で、下落は海運、ゴム、医薬品、保険。（W）