TOP  NSJショートライブ  速報・市況  ☆[概況/後場寄り] 中国SMICからの転注狙いの設備投資期待で東京エレクが買われ、中国PMIの上昇で機械と非鉄が高い
速報・市況2020年12月1日

☆[概況/後場寄り] 中国SMICからの転注狙いの設備投資期待で東京エレクが買われ、中国PMIの上昇で機械と非鉄が高い

12時40分時点の日経平均は26,830.21円の396.59円高、TOPIXは1,769.58ポイントの14.66ポイント高。
トランプ大統領が、中国最大の半導体メーカーのSMICを防衛ブラックリストに追加した。
SMICは世界の半導体ファンドリ市場の約4%を占めている。そのため、SMICからの転注を狙った半導体メーカーが設備投資を積極化するという期待が抱かれ、東京エレクトロン(8035)やSCREENといった半導体製造装置メーカーが買われている。
中国の国家統計局が昨日発表した11月の製造業購買担当者景気指数(PMI)は52.1となり、10月の51.4から上昇し、2017年9月以来約3年ぶりの高水準となった。
中国の財新が本日発表した11月の製造業購買担当者景気指数(PMI)は54.9と、10月の53.6から上昇し、2010年11月以来10年ぶりの高水準となった。
こうした中国の景気回復を受けて、THKやオークマといった設備投資関連と住友鉱山などの非鉄株とが物色されている。
一方、村田製作所は利食い売りで小反落となり、日本ペイントも手仕舞い売りで3日続落となっている。
業種別上昇率上位は証券、非鉄、金属、機械、倉庫運輸で、下落率上位は鉱業、電力ガス、空運、その他製品、石油。

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