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速報・市況2024年5月2日

☆[概況/後場寄り] 資生堂と大東建託が売られ、伊藤ハム米久は上昇

12時38分時点の日経平均は27円高の3万8,304円、TOPIXは4ポイント高の2,733ポイント。
FOMCでは量的引き締め(QT)を緩和した。これまで月間600億ドルとしてきた米国債の保有残高の削減ペースを、6月以降は月間250億ドルに減額する。
さらに、FRBが保有しているMBS(住宅ローン担保証券)の償還のうち、月350億ドルを上回った額を、米国債に再投資することも決定した。
米国金利低下要因になると期待されている。

米化粧品大手エスティローダーは中国本土の高級美容市場が軟調なため、売上見通しを下方修正し、株価は13%安となり、資生堂(4911)も連想で売られている。
大東建託は2025年3月期の業績予想がアナリスト予想に届かず売られた。
一方、伊藤ハム米久は決算発表と長期経営戦略並びに中期経営計画を発表したことで買われた。

業種別上昇率上位は卸売、電力ガス、不動産、保険、医薬品で、下落率上位は海運、倉庫運輸、銀行、空運、ガラス土石。(W)

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