TOP  NSJショートライブ  速報・市況  ☆[概況/2時] 大引けでMSCI指数のリバランスが実施されるため弱含んだ場面があった
速報・市況2020年5月29日

☆[概況/2時] 大引けでMSCI指数のリバランスが実施されるため弱含んだ場面があった

2時0分時点の日経平均は21,869.99円の46.32円安、TOPIXは1,567.10ポイントの10.24ポイント安。東証1部の値上がり銘柄数は743、値下がり銘柄数は1,367。出来高は10億4,747万株、売買代金は1兆8,254億円。
後場の日経平均は弱含んだ場面があった。本日の大引けでMSCI指数の定期銘柄入れ替えに伴い、日本株から約750億円の資金流出となることが影響している。
MSCI指数に採用されるレーザーテックや神戸物産(3038)、日本M&Aセンターなどは高いが、除外されるJフロントやコニカミノルタ、IHIなどは安い。
日産や三菱自動車、マツダが売られ、NTNや日本精工も下落している。
昨日買われた銀行株も反落している。
大東銀行はSBIが215万9,300株(議決権総数に対して17.14%)を取得すると発表しストップ高となったが、大東銀行の既存株主からの譲渡の申し出に応じたものだったため、上げ幅を縮めた。
一方、第一三共など医薬品株が買われている。JCRファーマはハンター症候群を対象とする新薬「JR-141」を9月末に日本で承認申請する予定で高い。
業種別下落率上位は鉄鋼、海運、空運、輸送用機器、ゴムで、上昇は医薬品、食品、情報通信、その他製品、倉庫運輸。

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