3月20日の米国株式市場は反発。
経営不安に陥っているクレディ・スイスをUBSが買収することで合意したことや、FRBなど米欧日の6中銀が米ドル資金供給の拡充で協調を決定したため、金融システム不安が後退した。
銀行による融資厳格化で景気が悪化するという懸念も緩和し、景気敏感株のハェウエルやダウケミカル、キャタピラーなどが買われた。
エクソン・モービルやバークシャー、USバンコープも高い。
一方、ファースト・リパブリック・バンクは格付け会社S&Pグローバル・レーティングが信用格付けを再度引き下げたため大幅続落となった。
ナスダックではテスラやアップル、ブロードコムなどが買われたが、マイクロソフトは6日ぶりに反落した。
NYダウ工業平均は前日比382ドル(1.20%)高の32,244ドル。ナスダック総合指数は前日比45ポイント(0.39%)高の11,675。S&P500指数は前日比34ポイント(0.89%)高の3,951。
NYダウ採用銘柄はハネウェル、ダウケミカル、キャタピラーなどが買われ、マイクロソフトとインテルは売られた。上昇28銘柄、下落は2銘柄。