8月14日の米国株式市場でNYダウは小反発。経済指標がまちまちとなり、経済対策を巡る協議が難航している事も重石となった。
8月のミシガン大学消費者信頼感指数は72.8と7月の72.5から小幅上昇し、市場予想の72.0を上回った。
7月の鉱工業生産も3.0％増加し、市場予想の2.8％増を上回ったが、7月の小売売上高は前月比1.2％増と6月の同8.4％増から大きく減速し、市場予想の1.9％増も下回った。
ナスダックは小反落。マイクロン・テクノロジーズが売られ、アマゾンやアルファベットは小幅安となった。

NYダウ工業平均は前日比34.30ドル高(0.12％高)の27,931.02ドル。ナスダック総合指数は前日比23.20ポイント安(0.21％安)の11,019.30。S＆P500指数は前日比0.58ポイント安(0.02％安)の3,372.85。

NYダウ採用銘柄はウォルグリーン、ボーイング、ダウなどが買われ、トラベラーズやシスコシステムズ、キャタピラーなどが売られた。指数を構成する30銘柄中、上昇は17銘柄、下落は13銘柄。