8月28日の米国株式市場でNYダウは3日続伸。FRBが2％を超えて物価が上昇した場合でも、雇用が確実の改善するまで現在の大規模な金融緩和を継続する方針を示したため、株式市場への資金流入が期待された。ナスダックは反発。

一方、安倍首相の辞任発表を受けて、日銀によるETF買いなどの政策の持続性が警戒され1ドル＝105円台前半の円高となった。

小売大手ウォルマートは、マイクロソフトと連携し、「TikTok」の米国事業買収に乗り出すと発表したことで買われた。

NYダウ工業平均は前日比161.60ドル高(0.57％高)の28,653.87ドル。ナスダック総合指数は前日比70.30ポイント高(0.60％高)の11,695.63。S＆P500指数は前日比23.46ポイント高(0.67％高)の3,508.01。

NYダウ採用銘柄はコカコーラ、ウォルマート、エクソンモービルなどが買われ、ウォルグリーンやゴールドマン・サックス、トラベラーズなどが売られた。指数を構成する30銘柄中、上昇は22銘柄、下落は8銘柄。