9月18日の米国株式市場でNYダウは続落となった。商務省が国家安全保障上の懸念を理由に、中国発の短編動画投稿アプリ「TikTok(ティックトック)」と対話アプリ「ウィーチャット」の米国内での新規ダウンロードを20日から禁止すると発表した。米中対立が一段と強まることが警戒されハイテク株主導で下げた。TikTokと米国での提携を交渉しているオラクルは売られた。
ナスダックは3日続落となり、アップルや半導体のエヌビディア、グーグルの持ち株会社のアルファベットなどが売られた。

NYダウ工業平均は前日比244.56ドル安(0.88％安)の27,657.42ドル。ナスダック総合指数は前日比116.99ポイント安(1.07％安)の10,793.28。S＆P500指数は前日比37.54ポイント安(1.12％安)の3,319.47。　　　

NYダウ採用銘柄はボーイング、アップル、IBMなどが売られ、ジョンソン＆ジョンソン、ユナイテッドヘルス、メルクなどが買われた。指数を構成する30銘柄中、下落は26銘柄、上昇は4銘柄。