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コラム2020年4月7日

【本日のマーケット】

4月7日(火)のマーケット

NYダウの1,627ドル高(上昇率7.73%)を受けて買い優勢でスタート。日経平均は寄り
後に一時、586円高の1万9,162円と、取引時間中では3月31日以来の1万9,000円台
を回復。終値でも25日移動平均線を2月27日以来、約1カ月半ぶりに上抜きました。

新型コロナウイルス感染拡大による死者数が欧米でピークアウトするとの観測が
好感されたことや、緊急事態宣言発令と共に発表される事業規模108兆円となる
空前規模の緊急経済対策への期待感が膨らむ形となりました。

場中には、時間外取引の米ダウ先物がマイナス圏となると、日経平均も伸び悩み、
一時はマイナス圏となる場面も見られましたが、引けにかけて買い戻され大幅続伸。
日中値幅は600円超と未だボラティリティの高い状況が続いていますが、昨日に続き、
東証33業種全業種が上昇となり、東証1部の86%が値上がりとなりました。

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【「太陽黒点」が示すコロナ暴落の実相 “本当の危機”いまだ織り込み切れず】
日本証券新聞4月8日(水)紙面1面TOP記事掲載

・クレディ・スイス証券 白川浩道副会長、チーフ・エコノミストに聞く

さすがに昨今の“コロナショック暴落”を言い当てた向きはいるまいが、ほとんど
それに近い“予見”をしていたのが、クレディ・スイス証券の白川浩道副会長兼
チーフ・エコノミストだ。昨年11月8日の同証券メディアセミナーで、「来夏までに
超大型の物凄いショックがマーケットに起こる」「過去のパターンとは違うショック
イベント」などと話していた。背景にあるのは「太陽黒点の極小期入り」だ。
1987年のブラックマンデー、97年のアジア通貨危機、2008年のリーマン・ショックは、
いずれもこの時期に生じたという。今後の見通しなども含め白川氏に話を聞いた。

――太陽黒点の増減と金融市場との関係に着目されたキッカケは何か。

「リーマン・ショック後に、歴史的なリスク・オフイベントが10~11年サイクルで
生じている背景を調べてみた。経済や自然現象などの様々なデータを検証した結果、
太陽黒点に行き着いた」

――なぜ太陽黒点が減少すると大きな金融危機などに発展するのか。

「太陽活動と経済活動の因果関係については、実験して証明するようなことはできな
いが、仮設なら立てられる。太陽黒点とは、太陽表面における低温度領域で、太陽
内部エネルギーの発現を妨害する強力な磁場部分のこと。黒点数が多いと強力な磁場
が多量に発生し、太陽の活動が活発であることを示す。

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今日の市況概況
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4月7日(火)☆[概況/大引け]
後場に一時小幅安となった場面もあったが、大引けにかけて再度買われた

大引けの日経平均は18,950.18円の373.88円高、TOPIXは1,403.21ポイントの26.91
ポイント高。東証1部の値上がり銘柄数は1,877、値下がり銘柄数は255。
出来高は17億351万株、売買代金は2兆8,231億円。
欧米で新型コロナウイルスによる死者が減少し始めたことが好感され、日経平均は
続伸となった。
緊急事態宣言を発令しても、欧米のような強制力がないため、感染拡大に歯止めが
掛からない可能性があると警戒され、後場の日経平均は一時小幅安となる場面もあ
ったが、大引けにかけて再度買われた。

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