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コラム2020年5月21日

【本日のマーケット】

5月21日(木)のマーケット                                                                   

日経平均は5日ぶりに小反落。寄付きは前日のNY市場の上昇を受けて、ザラ場では139円高とコロナ後の戻り高値更新となる2万734円まで上昇。しかしながら、前日までの4日続伸でPBR1倍水準を回復したことから達成感もあり、またトランプ大統領の中国に対する強硬発言から米中対立への警戒感も上値を抑えることとなりました。TOPIXも5日ぶり反落となるも、一時は3月6日以来の1500ポイント到達を見せました。

新興市場では、ジャスダック平均は5日続伸。テラは5日連続のストップ高。多摩川HDは好決算でストップ高。リプロセル、テクノホライゾン、出前館が上昇。マザーズ指数も5日続伸となり、1年ぶりの高値更新となる場面も見られました。アンジェス、メディネットが上昇。FRONTEOは営業黒字転換の見通しを受けストップ高。対してKudanは利益確定の売りがかさみストップ安。

チャート上では、75日移動平均線上での推移。ここ数日の上昇過程でも上値を抑えているボリンジャーバンドの+2σレベル(2万743円)が重く感じられます。

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TOPIX 1,500ポイント台奪回
日本証券新聞5月22日(金)紙面1面記事掲載

強い「日経500」 全値戻りも意識

21日の東京株式市場は前日の米国株高を受けて引き続き買い優勢でスタート。日経平均は朝方、一時139円高の2万734円まで上昇したが、米中対立懸念や15日以降、既に4日間で680円高を演じたこともあって戻り売りが広がり、大引けは42円安。しかし、「定石通りのスピード調整」との見方がマーケットでは有力だ。

この日、TOPIXはザラバで1,501.43ポイントと、3月6日以来の1,500ポイント台を奪回。時価総額の大きいバリュー株を含めた全般底上げ商状があらためて浮き彫りになった。

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今日の市況概況
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5月21日(木)☆[概況/大引け]

日経平均は5日ぶりに小反落。PBR1倍で買い進みにくく、米中対立も上値抑制要因。陸運や建設、情報通信が安い

大引けの日経平均は20,552.31円の42.84円安、TOPIXは1,491.21ポイントの3.48ポイント安。東証1部の値上がり銘柄数は1,005、値下がり銘柄数は1,058。出来高は11億4,829万株、売買代金は1兆9,230億円。
日経平均は経済活動の再開期待で前日までに4連騰し、PBR1倍の水準も回復したため、上値が買いにくく、本日は小反落となった。
トランプ大統領が中国を批判し、米中対立が警戒され、時間外取引でNYダウ先物が下落したことも上値抑制要因となった。

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