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コラム2020年6月18日

【本日のマーケット】6月18日(木)

6月18日(木)のマーケット                                                                   

くすぶる新型コロナウイルス感染拡大懸念と、朝鮮半島情勢の緊迫化や米国でトランプ政権の暴露本が出る等、ネガティブ要素が多く様子見姿勢が続きました。日経平均は前場に一時、330円安の2万2125円まで下落。大きく下押すことはなく、昨日同様に下げ幅を縮め大引けは100円安。

IT・情報関連の中小型が確りとなり、新興市場は共に3日続伸。調整色の色濃い東証1部市場の中にあって任天堂(7974)が大きく上昇。2008年以来の5万円の大台到達。「ポケモン新作発表会」や新プロジェクトが材料視されました。任天堂は「日経平均新規採用」の期待もあり、今後の推移も注目されます。

新興市場は共に堅調展開。ジャスダック平均は3日続伸。ワークマンが子供服や子供用靴への参入を材料に買われ、イマジニアはニンテンドースイッチ向けソフト発売を好感して上昇。対してイナリサーチやプロルート、コックスは下落。マザーズ指数も3日続伸。アンジェスやAIinside、ギフティが買われ、GAtechは不動産売却の媒介契約電子化を実現したことでストップ高。一方でTKPは下落。

チャート上では引き続き5日移動平均線(2万2245円)がサポートラインとして機能。十字足に近い形状で値幅も少なく気迷い商状。商いも何とか2兆円乗せと市場エネルギーも細り気味。

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任天堂「5万円」到達
日本証券新聞6月19日(金)紙面1面記事掲載

株式分割、日経平均採用は?

任天堂(7974)が5万円到達。17日夜、動画投稿サイトのユーチューブ上で「ポケモン新作発表会」を開催。複数の新ゲーム発表が刺激要因となった。これまで2018年1月24日に「4万9,980円」、3月16日にも「4万9,880円」と迫りながら抜けそうで抜けなかった大台をクリア。往年の大ヒットゲーム機「Wii」相場以来12年ぶりの高値水準となった。Wii発売は06年1月。当時は、05年末の1万4,250円から07年11月最高値7万3,200円まで一気に駆け上がった経緯がある(その後4年かけて“いってこい”となった)。

5万円絡みの株価水準は全市場で3位(表参照)。なお12位のシマノ(7309)は5月19日に「約4年半ぶりの2万円乗せ」(最高値更新)。さらに上げ続け、6月18日は2万1,470円付けてきた。一方、14位ニトリHD(9843)は2日に「初の2万円乗せ」(18年5月高値は1万9,850円)。いったんの利食い消化を経て、再び高値接近中だ。

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今日の市況概況
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6月18日(木)☆[概況/大引け]

後場は下げ幅縮小。日航や不動産株が安い。ソフトバンクGは堅調で、任天堂は5万円乗せ

大引けの日経平均は22,355.46円の100.30円安、TOPIXは1,583.09ポイントの4.00ポイント安。東証1部の値上がり銘柄数は890、値下がり銘柄数は1,164。出来高は11億1,122万株、売買代金は2兆90億円。
ボルトン前大統領補佐官によるトランプ政権の暴露本の内容が報じられ、前場は時間外取引のNYダウ先物安に巻き込まれたが、後場は下げ幅を縮小した。

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